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小泉八雲を読む

小泉八雲集

 

小泉八雲の『怪談』は何度も読んでいますが、先日買ってきた上田和夫訳『小泉八雲集』(新潮文庫)の内容は、盛りだくさんでした。

 

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前半には『怪談』などの怪談・奇談が収められています。『影』、『日本雑記』、『骨董』そして『怪談』です。

 

後半は日本文化、日本観察に関するもので、『知られぬ日本の面影』、『東の国より』、『心』、『仏陀の国の落穂』、『霊の日本にて』があります。
『知られぬ日本の面影』のなかには、日本人論で、よく知られている「日本人の微笑」が入っています。

 

『怪談』が教科書に取り上げられるようになったのは1970年代のことで、それがきっかけではなかったのですが、いつのころからか小泉八雲の著作を読むようになっていました。

 

今回読んだ怪談では、「鮫人の恩返し」、「果心居士のはなし」、「耳なし芳一のはなし」、「むじな」、「雪おんな」などを、面白いと感じました。何回読んでも面白いものは面白いと思います。

 

これは文庫本で500ページ近くありますが、3日ほどで一気に読み終えてしまいました。

 

コロナ禍の日常で、ゆっくりと読むつもりだったのですが、予想外のはやさとなってしまいました。
文庫本としては、文字がやや大きくなっており、行間も広めだったので、読みやすかったことも影響しているのでしょう。