はてな版  金沢と『三州奇談』  

金沢と『三州奇談』の雑記帳   ki-dan.com

マスクづくり

マスクづくり

 

緊急事態宣言となったコロナウイルス。
当分は外出を自粛します。

 

とはいっても生活必需品、とくに食べるものはスーパーマーケットに出かけて買う必要があります。

 

その際に、マスクは不可欠。
しかし不足していて、ドラッグストアではいつも品切れの張り紙がしてあります。

 

2月頃だったか、コロナの初期、マスク不足の折、総理が「2週間後には十分な量を供給することができます」と断言したのを忘れません。
それが今の状況、この一事をもって、政府のコロナ対策を信用できないでいます。

 

f:id:yumetagai:20200411094642j:plain


マスクがない、なければ自分で作るしかないということになります。
めったに使わなくなったミシンを引っ張り出して、妻がつくり始めました。

テレビのニュースを食い入るように見て、カッコ良い形のマスクをウオッチしています。


自分たちのマスクの手持ちは、1か月分くらいはありますので、まずは近くに住む孫の分から始めています。「さらし」で作っています。

私にはつくり方はまったくわかりませんので、ひとつ出来上がるたびに、よくもできるものだと感心しています。
このようにマスクの心配は、自助努力で何とかなりそうです。

 

f:id:yumetagai:20200411132737j:plain

                        できました! 子供用
 

ところで4月11日付日経新聞のコラム「春秋」は、幕末の緒方洪庵のことを引いて、次のように、「大勢が集まりそうな所には立ち入るな」と、私たちが個人でできることについて、過不足なく述べています。

 

幕末の日本はコレラが断続的に流行した。鎖国が終わり、外国との交流が増えたことが背景にある。対策に尽力した一人が適塾の創始者で天然痘の予防接種を広めた蘭方医、緒方洪庵だ。患者の処置法に関する書物を短期間で抄訳し、「虎狼痢(ころり)治準(ちじゅん)」という冊子にした。
▼幕府も洋学の研究機関である洋書調所に、コレラなど流行病の感染防止法をまとめたオランダの医師の著書を翻訳させた。「疫毒予防説」の名前で刊行している。部屋の中の空気の通りを良くし、体や衣類は清潔に保って、適度な運動を心がけよといった内容だ。日本でも近代的な感染症対策が広がり始めたころであった。
▼緊急事態宣言を出して新型コロナウイルスの抑えこみに力を入れる今の日本の状況も、当時と重なるところがある。建物の中では十分な換気が欠かせない。ちょっとした毎日の運動で免疫力を落とさないようにすることも医師が推奨している。そうした感染防止策の基本は、すでに160年ほど前に示されていたといえる。
▼大正期のスペイン風邪の大流行では政府が、大勢が集まりそうな所には立ち入るなと呼びかけた。新型コロナ対策でも同じことが叫ばれている。感染が収束後は、ウイルスを抑える基本動作が世の中から忘れられたようになるのがもどかしい。学習効果をもっと上げられないかと教育者でもあった緒方洪庵なら言いそうだ。


「大勢が集まりそうな所には立ち入るな」、これだけは守っていきたいと思います。