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金沢と『三州奇談』の雑記帳   ki-dan.com

金沢市民の歌

〇金沢市民の歌

 

犬の散歩をしていると、近くの体育館でブラスバンドの練習をしていました。家にいても時々聞こえてきますが、あまりうまくはなさそうです。

 

そんなことを思いつつ聴くとはなしに聞いていると、何か懐かしい曲目を演奏しだしました。


小中学校で歌った「金沢市民の歌」、自然に歌詞が口をついてでてきました。金沢の小中学校出身者なら、校歌よりこちらの方を忘れないでいるでしょう。

 


  朝日にはゆる白山の 雄姿は空にそそり立ち 
  流れゆたけき犀川や かげ静かなる浅野川 
  そのふところに育める われらが都 金沢市

 


50年以上ぶりなのにスラスラ歌えましたが、さすがにこのあとは無理でした。運動会とか行事の時に歌った記憶がよみがえります。


歌詞をよく見ると白山がくっきり見えるかのようですが、市内の中心部をはじめとして、白山が見えないところがたくさんあります。見えるとところの方が少なく、見えるのは郊外のほうになります。

 

金沢の故郷の山といえば、戸室山とその後ろにかぶさる医王山のほうでしょう。室生犀星はこれを詩にしました。
寺町台から町の背後にひろがる山の風景はすばらしい。

 

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犀川と浅野川が対になっており、男川と女川ともいわれることがあります(この呼び名は個人的には好きではない)。この二つの川の間で金沢の城下町は生まれたのです。
「われらが都」、金沢市民の歌はどこか誇らしげで、気分が高揚します。


小中学校の校歌についても思い出しました。校歌はたいがい学校の周辺の歴史や風景を歌っています。

 

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高校の校歌も同様で、校歌の歌詞は、相変わらず山・川・海なのです。


  山をあふがぬ日もなきは
  山の奥処にきびしさの
  極まりてゆくそらのいろ
  母校をつつみ白妙に


室生犀星の作詞で、犀星は金沢市内をはじめ全国の校歌をたくさん作詞しています。この高校の校歌は、曲も詞も陰気な感じで、好きではありません。

 

大学の校歌は、日本一有名な校歌であり、子供のころから知っており、入学式では私だけでなく、ほとんどが歌詞を見ないで歌っていたのを思い出します。

幼いころ、若いころにはいろんな歌に励まされていたものです。