「金沢駅前の地下の柱に1億年以上前の化石があるのが見つかったー」
Twitterにこんなつぶやきがあるのをを見つけました
さっそく見に行ってきました。
東口から地下に下りるエスカレーターを下りたらすぐの柱に表示がありました。
「厚歯二枚貝 1億5千年前 中生代・白亜紀」
手書きのぼやけた文字で、こんな表示があり、矢印の先には半月形の貝殻らしきものが認められました。
調べてみるとー
厚歯二枚貝(あつばにまいがい)は、白亜紀のかなり短い時期に爆発的に栄えた生き物。サンゴ礁のあるような浅い海に大量に発生し,この時代を示す「示準化石」として知られている。
特徴は,大型の分厚い貝殻。貝殻の形はさまざまですが,非対称形で,容器に蓋をしたような形のものが多く見つかる。
「白亜紀は、地質時代の区分の一で、中生代の最後の時代。1億4300万年前から6500万年前までの間。アンモナイト・恐竜などが大繁栄したが、末期に絶滅。被子植物が出現し、また世界的な大海進が起こった。」
Twitterで見た時には、すごいものがあるものだと思いましたが、実際に見るとそれほどでもありませんでした。古いデパートの階段や床でも見られるそうです。しかし、化石好きにはたまらないものかもしれません。
現場にある表示が、見栄えがせず貧弱なので、それほどではないと思わせるところがあります。現状は、好事家によるいたずらのように見えます。
本物であるなら、きちんとした表示にすれば、金沢駅の隠れたお宝になるかもしれません。
何しろ、あの恐竜がいた時代前後の二枚貝なのですからー
この地下には60本の柱があって、うち6本に化石が確認されているということです。
大理石は中国産。