はてな版  金沢と『三州奇談』  

金沢と『三州奇談』の雑記帳   ki-dan.com

石川県

現代語訳『三州奇談』 その24「大乗垂戒」(巻之四)

東光山大乗寺は、曹洞宗の寺であり、わが国で第一の旧跡である。代々の名僧の道と徳とは、すぐれたものであった。一夜の写巻、白山の霊水などの奇談は言うまでもないことで、いちいち数えきれない。 以前、この寺は真言宗であったが、富樫家の後押しにより禅…

現代語訳『三州奇談』 その23「吉崎の逃穴」(巻之一)

吉崎の里は加賀と越前の境にある。そのため加賀吉崎というところがあり、一方また越前吉崎がある。そこは川を隔てて国境になっている。そこは水が山をめぐり、並ぶもののない絶景であった。

現代語訳『三州奇談』その19 「怪異流行(巻之四)」

怪異流行」(巻之四)の現代語訳である。 狐に化かされたような話があり、生霊も出て来た。いずれも日常生活の中から拾いあげた怪異である。 「昔の本にでてくる幽霊は、必ず申し申しと呼ぶ」以下は、作者の言葉であろう。昔は丁寧で、今は軽率なのは、人間…

現代語訳『三州奇談』その20 「家狗の霊妙」(巻之三)

この「関氏の心魔」には、ふしぎな光の怪の話が二つ出てくる。 どちらも怪にであった人がその奇怪な体験を語るものである。今に比べ夜ははるかに暗かっただけに、夜中に明るい光をみることは、異様で奇怪な体験であっただろう。

現代語訳『三州奇談』その17 「怪異流行(巻之四)」

元文元年(一七三六)中秋の良夜、午前一時頃、金沢・材木町の塩屋某は気心の知れた三人で連れ立って、月見がてら、紺屋坂下堂形前の空き地にやってきた。 そこで怪しいことが起こったのだ。背の高い三人は裸になり、下帯だけになり、衣類や大小の刀を帯でく…

現代語訳『三州奇談』 その16「非無鬼論」(巻之二)

近頃方々の寺社建設のための資金集めという名目で、富突きというものがはやっている。わずかの金額だが、多くの人から多くの札を集めてやっている。 錐で箱のなかを突いて、その一回だけで程度を越えた金を賞金として渡している。このため人々は家を売ってま…

現代語訳『三州奇談』 その13「異類守信」

加賀藩の年寄・長家は、長谷部信連を始祖として続いており、連竜の武名は北国に知られ、加賀藩の家臣として三万三千石の所領をもっている。この家のことは別の書に詳しいので略する。 ただ長家には、ほかの家とは違っていることが多い。第一に鷹狩りを禁じて…

現代語訳『三州奇談』 その12「鞍岳の墜棺」

鞍岳は金沢城下の南西に位置しており、高尾山と峰続きである。近郷の高山は霊妙不思議な山であり、鞍岳山頂には真夏でも枯れない池があって、水は炎天でも涸れることはない。 その付近の池には山彦の怪があり、蓴菜の名所で、夏には訪れる人が大勢いる。

現代語訳『三州奇談』 その11「霾翁の墨跡」

あるとき武家に雇われて江戸に行き武州深谷の雇夫九兵衛というものを相棒として、武州総泉寺出の病僧が京都紫野へ向かうのをかついで、北陸道経由で上って行った。 この老僧の姿かたちは普通ではなく、年齢は八、九十才であった。頭にものをかぶり、黒染めの…

現代語訳『三州奇談』 その10「高雄の隠鬼」

『三州奇談』、今回はその10「高雄の隠鬼」(巻之三)の現代語訳である。 高尾山は富樫政親の城跡で、その麓には四十万の里があり、後は黒壁といって、今も人をたぶらかす魔物が住む所としいわれ、日が傾くころになると樵も近づかない。黒壁には数百丈の絶…

現代語訳『三州奇談』 その9「大人の足跡」

堀麦水の『三州奇談』は、近世中期に成立した加越能の奇談集である。 今回は、「大人の足跡」(巻之四)の現代語訳である。前半は大人の足跡、後半は三薄の宮(みすすきのみや)と、2つの話から成っている。いずれも河北潟周縁の伝承である。

人生初見の名字

人生でこれまでこんな名字見たことがないというのをチェックし、書きとどめています。 難読とか珍名とかでなく、比較的簡単な漢字の組み合わせで、見たことがない名字です。 地元紙・北國新聞を中心に探しています。ここではフリガナをつけてあるので、読み…

3月の3連休を振り返る

3月の20日からの三連休のとき、今にして思えばコロナウイルス感染について、かなりゆるんだ時期でした。陽気に浮かれていました。 じつは、私のブログにも、こんな風に書いてありました。

人生初見の名字 3月の2

このところ、人生でこれまでこんな名字見たことがないというのをチェックしています。 難読とか珍名とかでなく、比較的簡単な漢字の組み合わせで、初見の名字です。 地元紙・北國新聞を中心に探しています。ここにはフリガナをつけてあるので、読みもわかり…

石川県の宿泊キャンセル6万人超

新型コロナウイルスの感染拡大の影響が大きくなっています。 新聞報道によりますと石川県内の旅館、ホテルでキャンセルが相次いでいます。 県がまとめた主要7温泉と金沢市内7都市型ホテルの1月25日~3月12日のキャンセルは6万6千人に上っています…

人生初見の名字 弥生ノ巻

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金沢 鼓門の建築学

新幹線開業以来、金沢の顔といえば金沢駅前の鼓門ということに定着しました。 金沢駅に降り立った観光客は、まず鼓門の前でパチリと写真に納まります。 鼓門は、巨大な鼓の形をした2本の柱があり、いかにも金沢らしい建築物です。 近くに寄ると重量感に圧倒…

人生初見の名字

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金沢駅西口(金沢港口)探訪

金沢駅には、東口の反対側に西口があります。今日は日ごろはご無沙汰している、こちら側界隈を歩いてみました。 西口前には、港に続く大通りが伸びています。 こちらは以前は、田畑が続いていましたが、十数年前あたりからビルが多くなってきました。

人生初見の名字 如月之三

人生初見の名字 大音師 おおとし 王生 いくるみ 皆平 みなひら 踏分 ふみわけ 井黒 いぐろ 十田 じゅうだ 助乗 すけのり 飛世 とびせ

新聞は情報の宝庫

毎朝新聞が届くと、あなたはどこを読みますか。 政治面、それとも社会面、またはスポーツ面? このごろは殺伐としたニュースやいやな大ニュースが多くて、安心して新聞を開けない日が多くなっているように思います。 そんな時、結構穏やかに読めるのが、投書…

人生初見の名字

去年から、人生でこれまでこんな名字見たことがないというのをチェックしています。 難読とか珍名とかでなく、私がこれまでに見たことがない名字です。 地元紙・北國新聞を中心に探しています。ここにはフリガナをつけてあるので、読みもわかります。

金沢駅近 幹線道路の橋の架け替え工事

金沢駅近、浅野川に架かる中島大橋は、自宅からは5分のところにあり、現在架け替え工事中です。 旧の橋を取り壊し、仮橋をつくるところからウオッチして2年が過ぎましたが、まだ完成しません。

如月版 人生初見の名字

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新奇談の犬たち 「家狗の霊妙」(『三州奇談』)その3 予知する犬

犬の能力についてみてみますと、その感覚のなかでは嗅覚がもっとも発達しており、聴覚もまた鋭く、シェパードは人間の四倍もあるといわれています。 犬はもともと自然界にあった食肉類の一種でしたので、人との共同生活のなかで持ち前の感覚力を発揮し、自然…

人生初見の名字 

去年から、人生でこれまでこんな名字見たことがないというのをチェックしています。 難読とか珍名とかでなく、私がこれまでに見たことがない名字です。 地元紙・北國新聞を中心に探しています。ここにはフリガナをつけてあるので、読みもわかります。 石川県…

隣県の微妙な関係

隣りの県とはあまり仲が良くないことがあると聞いています。私の住んでいる石川県と富山県は、富山県では65%の人が、石川県では45%が、お隣りをライバルと意識しているそうです。

現代語訳『三州奇談』 その1「大人の足跡」

堀麦水の『三州奇談』は、近世中期に成立した加越能の奇談集です。 第一回の今回は、「大人の足跡」(巻之四)の現代語訳です。 前半は大人の足跡、後半は三薄の宮(みすすきのみや)が語られています。 いずれも金沢の北に位置する河北潟周縁の伝承です。「…