はてな版  金沢と『三州奇談』  

金沢と『三州奇談』の雑記帳   ki-dan.com

現代語訳『三州奇談』その21 「像有神威」(巻之四)

「像有神威」はいろいろな仏像の神威を書き記したものである。 この話は、河北郡津幡町英田(あがた)地区の領家(りょうけ)区にある広済寺の聖徳太子にまつわる伝説として伝えられている。今も金沢に広済寺という寺がある。 最後の話は、今後起こるであろ…

現代語訳『三州奇談』その19 「怪異流行(巻之四)」

怪異流行」(巻之四)の現代語訳である。 狐に化かされたような話があり、生霊も出て来た。いずれも日常生活の中から拾いあげた怪異である。 「昔の本にでてくる幽霊は、必ず申し申しと呼ぶ」以下は、作者の言葉であろう。昔は丁寧で、今は軽率なのは、人間…

現代語訳『三州奇談』その20 「家狗の霊妙」(巻之三)

この「関氏の心魔」には、ふしぎな光の怪の話が二つ出てくる。 どちらも怪にであった人がその奇怪な体験を語るものである。今に比べ夜ははるかに暗かっただけに、夜中に明るい光をみることは、異様で奇怪な体験であっただろう。

現代語訳『三州奇談』19 「怪異流行(巻之四)」

狐に化かされたような話があり、生霊も出て来た。いずれも日常生活の中から拾いあげた怪異である。 「昔の本にでてくる幽霊は、必ず申し申しと呼ぶ」以下は、作者の言葉であろう。昔は丁寧で、今は軽率なのは、人間だけでなく幽霊も同様になってしまったとい…

現代語訳『三州奇談』その18 「家狗の霊妙」(巻之四)

堀麦水による『三州奇談』は、近世中期に成立した加越能の奇談集である。今回はその18「家狗の霊妙」(巻之四)の現代語訳である。これは人間とともにある犬にまつわる奇談である。

現代語訳『三州奇談』その17 「怪異流行(巻之四)」

元文元年(一七三六)中秋の良夜、午前一時頃、金沢・材木町の塩屋某は気心の知れた三人で連れ立って、月見がてら、紺屋坂下堂形前の空き地にやってきた。 そこで怪しいことが起こったのだ。背の高い三人は裸になり、下帯だけになり、衣類や大小の刀を帯でく…