はてな版  金沢と『三州奇談』  

金沢と『三州奇談』の雑記帳   ki-dan.com

現代語訳『三州奇談』 その28「瀬領得甕」(巻之四)

堀麦水による『三州奇談』は、近世中期に成立した加越能の奇談集である。 今回はその28「瀬領得甕」(巻之四)の現代語訳である。

現代語訳『三州奇談』 その27「蛙還呑蛇」(巻の一)

『三州奇談』には大聖寺藩の話がいくつかあるが、「蛙還呑蛇」もそうで、宝暦の大火の予兆を語っている。次の話「中代の若狐」の前段として語られている。

現代語訳『三州奇談』 その26「長面の妖女」(巻之一)

片野大池は、海に近い山で、山中に池が七つあり、怪異が多くあった。夜中に数百人の声がして、池上に灯をともし、話をしているのをみた人がいる。また釣りをしている時、水が増えてくるので急いで逃げ、振り返ると、童形の銀龍が水上にあらわれたという。ま…

現代語訳『三州奇談』 その25「魔雲妖月」(巻之四)

貞享(一六八四‐八七)のころ、浅野の水車町に、大桑屋太郎兵衛という人がいた。川水を取り入れてとり込み水車を回し油を搾って暮らしていた。ところが川水は前田大膳殿の下屋敷の池の水として引きこまれてしまったので、この水車は動かなくなって雨露で朽ち…

現代語訳『三州奇談』 その24「大乗垂戒」(巻之四)

東光山大乗寺は、曹洞宗の寺であり、わが国で第一の旧跡である。代々の名僧の道と徳とは、すぐれたものであった。一夜の写巻、白山の霊水などの奇談は言うまでもないことで、いちいち数えきれない。 以前、この寺は真言宗であったが、富樫家の後押しにより禅…

現代語訳『三州奇談』 その23「吉崎の逃穴」(巻之一)

吉崎の里は加賀と越前の境にある。そのため加賀吉崎というところがあり、一方また越前吉崎がある。そこは川を隔てて国境になっている。そこは水が山をめぐり、並ぶもののない絶景であった。